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#42 ハリー・ポッターシリーズ解説

前置きがいらない方は下にスクロールして下さい!


・・・一世を風靡し、社会現象を起こすほど大ヒットした小説、『ハリー・ポッター』。

2001年には映画化され、そちらも空前のヒットを記録しました。


個性豊かなキャラクター、綿密に練られたストーリー、魅力溢れる世界観・・・そ老若男女が楽しめる最高のエンターテイメント、それが『ハリー・ポッター』なのだぁぁぁぁ!!


しかし・・・『ハリー・ポッター』はダークファンタジー。
途中から嘘のように雰囲気が暗くなります。

そのせいか、僕が聞くのは以下のような感想ばかり。
『~作目までは楽しい』
『大人になっちゃったよね』
シリウスかっこいい』
『ルーナかわいい』
『楽シカッター』

そう、映画という『黙っていれば勝手に話が進んでいくお手軽あらすじ』の影響で、良くも悪くも話の肝を理解できないままの人が大勢いるのです!


特に『ハリー・ポッター』の場合、原作である小説がとても長い。

映画は2時間半程度にまとめなくてはなりませんから、とうぜん割愛しなければならない場面もあります。『不死鳥の騎士団』なんかは原作が1000ページ以上ありますし、仕方ありません。

例えば『名探偵コナン』だったら、必要最低限のことを知っていれば別に漫画を読まなくても映画だけ楽しむことができます。そんなことないかもしれないけどね。

さて、話を割愛すると生じるのが「不完全燃焼」ですね。
わかりやすいのは『炎のゴブレット』だったり『謎のプリンス』なのですが、3作目以降、つまり『アズカバンの囚人』からそれは顕著になってきます。

不完全燃焼のまま次作を観てもわからなくなるだけ…、一方映画は今まで以上に複雑化し、原作の表面だけをなぞる、あらすじ化します。

いわゆる負の連載なわけで、僕も地上波で放送されるたびに
「これはどういうこと?」
「これはなに?」
このような疑問の声を耳にします。


こんなことを繰り返しているようでは疲れてしまいますね!


そこで今回は
ハリー・ポッターシリーズ』を解説しようと思います!!!!

まずは比較的原作に忠実な1作目『賢者の石』を解説します!

それにつけて、『ハリー・ポッター』を3つに分類してみましたので参考までに読んでいただけると嬉しいです!


1、王道ファンタジー系

『賢者の石』『秘密の部屋』がこれに該当します。ホグワーツを舞台に、主役の3人が奮闘するお話。話の中で起承転結がわかりやすく描かれていて、理解するのも非常に容易だと言えます。この2作品の役者はまだ幼いですよね。


2、ダーク系

全体的に見ても話があまり大きく動かない上、クライマックスも激しい戦いが繰り広げられるわけでもありません。しかしホグワーツの日常生活シーンを他の作品よりも沢山見ることができますし、『ハリー・ポッター』を理解するにあたってはめちゃくちゃ大事な伏線や展開が含まれています。ロンとハーマイオニーは喧嘩します。該当するのは『アズカバンの囚人』『謎のプリンス』。


3、アクション系

『炎のゴブレット』『不死鳥の騎士団』『死の秘宝 PART1/PART2』。ハリウッドらしく、クライマックスの戦いが激しいです。ラストは涙を誘う展開であり、人気も比較的高いと思われます。1と2の中間的な仕上がりになっていて、謎解きとアクションのバランスが丁度いいです。原作改変もほかの2つに比べると多いです。



なお、映画と小説の違いを説明するのではなく、映画の捕捉という感じで進めていこうと思います。
例・『賢者の石』におけるドラゴンをめぐるエピソードの省略


では、こちらのURLからどうぞ!!!
http://czoolanderp.hatenadiary.jp/entry/2014/02/23/231115